皆様、こんにちは
暑い日が続きますね
私は、暑さが苦手のため、冷房が欠かせません
さて、筋硬度計について書きたいと思います。
こちらが筋硬度計です。
この機器は筋肉の硬さを測り、
数値化するものです。
たとえば、肩こりでお悩みの患者さんは、
筋肉のこり具合が数字で表れ、わかりやすいですね
TVなどでも紹介されています
また個人の中長期的な経過観察には有用ですが、
鍼灸マッサージや物理療法や運動療法直後は、
筋血流量が増加しているため、
数値が高く出やすい傾向にあります。
ここからが重要ですが、
他人との数値の比較には不向きです。
よく、数値がいくつ以上では肩こりなどの
広告を目にしますが、はたしてそうでしょうか???
体型(皮下脂肪の量など)や筋骨格は様々です。
その関係で、数値が低く出たり、高く出たりします。
一番大事なことは、
筋硬度計だけを頼りにせず、
患者本人を診ろです。
数値が高い、低いに限らず、
問診・触診・視診
(例:健側と患側の違い、生活環境、既往歴、姿勢etc)
などを徹底することです
最後に、私が当院患者さんに伝えたいこと
筋硬度計は数値で表れるため、
患者さんにわかりやすく
経過観察には有用であります
がしかし、数値で人と人とは、
比較できません。
同じ体内環境の人は存在しないのです
安易に、数値がいくつ以上であれば、
肩こりですなどとうたっている広告には
気をつけましょう
ご興味ある方は、お声をおかけください